2011(平成23)年3月11日に発生した東日本大震災により、陸前高田市・八木澤商店は壊滅的被害を受けました。200年以上経た蔵や杉桶は流されてしまいましたが、八木澤商店の地域の食を守る思いはしっかりと受け継がれています。八木澤商店では、陸前高田を引っ張る地域のリーダーとして、陸前高田の復興に向け動き出しています
また、「震災に絶対負けない。必ず震災前の八木澤商店と同じ味の醤油をつくり、再建したい」と、醸造会社としても新たな一歩を踏み出します。製造設備の全てを失っため、しばらくは協力会社での委託生産が続きますが、9月には自社工場での「つゆ」や「タレ」の製造も始まります。また、来年からは、田畑の耕作も今まで通り取り組みます。震災後に就任した、新社長を始め、営業、商品開発も若いスタッフ達が中心となり、新生「八木澤商店」がスタートします
秋田・宮城の醸造元で醤油と味噌の委託製造した商品の販売が始まりました。地元陸前高田産大豆や八木澤商店が栽培した米などを原料に、秋田・宮城の醸造元で天然醸造。地産池消の考えの元、主に県内で販売をしていた「天然醸造味噌」などです
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