こうじの甘酒 
こうじ(麹・糀)とは、米や麦や大豆などの穀物に麹菌を繁殖させて造られた日本の伝統食品です。蒸煮した大豆と混ぜて発酵されることで味噌や清酒、醤油、みりんなどになり、日本の伝統的発酵食品にはなくてはならないものです。一般的には原料となる穀物が米の場合は米糀、麦の場合は麦麹、豆の場合は豆麹と書きます
こうじには天然のアミノ酸、GABA、ビタミンB1、ビタミンEなど、さまざまな栄養が豊富に含まれています。こうじには、お米のでんぷんを甘い糖分に変身させる働きがあります。この働きを利用し、炊いたご飯と混ぜて発酵させたものが甘酒です。甘酒は桃の節句や冬場によく飲まれます
手作り甘酒
米こうじ … 2カップ
白米(もち米でもOK) … 1カップ
水 … 4カップ
塩 … 0.5g
<作り方>
- 炊飯器に米1カップ、水4カップを入れておかゆを作ります。(残りご飯で作るときは5~7分がゆにする)
- おかゆができたら70℃くらいの温度に下げ、こうじを加えてかき混ぜると55~60℃くらいになります。(80℃以上では菌は弱くなり、55℃以下だと糖化しません)
- 保温ジャーやポットなどに移し替えます。鍋に入れて毛布で包みこたつで保温してもよいです。55~60℃の温度を10~12時間保ちます。その間4~5時間おきにかき混ぜ、出来あがり